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ゲート設備の概要

ゲート形式・特徴

本ゲート設備は、フローティング起伏ゲート形式で、特に開閉制御装置を有することを特徴とします。

(設備実施例)
防潮水門ゲート設備
W 5.20m × H 2.60m × 2門

ゲート開閉作動形態

扉体が、河床に設置された下部支承装置を回転中心として、起立・倒伏作動することにより水門・樋門の通水部を全閉鎖、全開放する作動形態です。

ゲート下流側水位の上昇に対しゲート自動閉(扉体起立)作動して逆流を防止し、上流側水位の上昇に対しゲート自動開(扉体倒伏)作動して適宜、円滑な内水排除を行います。

開閉制御装置

開閉制御装置は、両ロッド式油圧シリンダからなる駆動装置部と、油圧回路を含む制御装置部によって構成されます。駆動装置部は扉体に連結され、制御装置部は堤防上等の安全な位置に設置されます。

自動開閉作動

ゲートは、人為的な操作、動力および電気的な制御を必要とせず、水位変化に対応して自動的に開閉作動し、確実な逆流防止と内水排除を行うことができます。このとき、開閉制御装置によってゲート作動速度を適切に制御することにより、有害な振動、または波浪等による過度な動揺の発生を防止し、ゲートの確実な開閉作動性、および設備の耐久性、安全性を確保します。


自動止水(逆流防止)作動


自動排水(内水排除)作動

任意操作による強制開閉作動

制御装置部での任意操作により、両ロッド式油圧シリンダを伸縮作動させることで、ゲートを強制的に開閉作動させること、および開度保持を行うことができます。操作、および自動作動との切替えは制御装置部内のレバー操作により簡単に行うことができます。

強制開閉作動状況
(写真左側ゲート強制全閉作動)

設備の運用

洪水時に管理者が水門、樋門施設に到達できない場合や、停電時等においても支障なく、ゲートは水位変化に対応した自動開閉作動を行い、的確、かつ効果的な施設運用を可能とします。

感潮区間の施設では、入退潮に合せた自動開閉や、高波時等の急速潮位上昇に対する自動閉鎖が可能で、施設管理の安全性を向上させることが出来ます。

設備の点検整備時、または緊急時にはゲートを強制開閉操作することが可能で、設備の維持・管理を確実に行うことができます。

設備の耐久性、柔構造樋門への対応性

ゲート設備全体が単純かつ堅牢な機構・構造であり、長期間の使用に対応できる耐久性を有しています。また、構造物の一定の傾斜変位に対して機能・性能の維持が可能であることから樋門の柔構造化に対応することができます。

施工性等

門柱構造物などのないコンパクトな設備形態であるため、従来の昇降式ゲート設備と比較し、建設時における工期の短縮が図れ、安全性、施工性が向上します。

ISO統合システム

協和製作所では2017年 8月にISO統合システム認証更新しました。
・2015年版(ISO9001)
・2015年版(ISO14001)

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